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インタビュー 第4回 横須賀 薫さん (3期)

2. 大学入学後について

伊東 いつごろから学校の先生になろうと思ったのですか?

横須賀 大学に入ってからですね。大学に入る前はとにかく文学部に行こうと思っていたわけです。でも国文学も面白そうだし、哲学も面白そう、歴史も…ひとつに決められなかったのですね。東大は入ってから決めればいいということだったので、一年浪人して文科二類に入ったのです。でも周りの人がすごい秀才に見えて、ものすごく自信をなくしちゃってやめたくなった。本当にもう行くのはよそうと思いましたよ。

入るまでは文化二類の先に教育学部があるなんて知らなかったのです。その教育学部は人気がなくて、東大生の行きたがらない学部があるのだと思って教育学部に進むことに決めたのです。自己紹介のときに教育学部にいくと言ったら皆に驚かれましたね。今から思うと勉強の仕方そのものに興味があったのですね。だんだんと自分でそういうことに気付いていって、教育学部でいいのだなと思うようになりました。

教育実習で川崎の中学校にいって、これが面白かったですね。そこで私って授業うまいんだって気付いたのです。私が授業をすると生徒が乗りに乗っちゃうのね。冗談が面白いとかではなくて…。授業にはやり方ってものがあるのだと気付きました。それで結局小中学校の授業研究が中心になり、教員養成の仕事に就きました。教師という職業はすごく自分にとって面白かったし、興味があったのですね。本当は小説家になるはずだったのですけど…(笑)

やはり附属中の時の背伸びさせてくれる、何か一つ面白いと思えるものができると後からいいものが出てくる、そのような教育が自分にとってすごくよかったと思っています。

伊東 ありがとうございました。

記念撮影

同窓生インタビュー 横須賀 薫さん (3期)
  1. 附属中時代の思い出について
  2. 大学入学後について
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