３年間思い起こすと、今ほど偏差値だなんだと言われない時代でしたから、かなりみんな一生懸命いろんなことをやりましたね。いわゆる試験の勉強だけではなくて、自分の関心のあることを。そういう意味では学校は家から遠いわけでしたけれども、それぞれ一生懸命やっていましたよ。
特に部活は入っていませんでした。 私は非常に切手、特に地図切手に関心を持っていたものですから、それをずっと追っていました。 河地先生なんかも「関心があることをやった方がいい」ということで地図切手を集めていました。
しかしもう中学校時代というのはもう遥か昔のことです(笑) 野球に関心のある人は野球やっていたし、あの頃は食べ物とかはたいしたもの食べられなかったけど、そういう意味ではみんな自由にやっていました。 あまり高校受験というものは気にしなかったですね。
高校は都立に進学しました。あの頃は都立が全盛期でしたから。そして早稲田の政経を出て、今は合併して新日本製鉄になってしまいましたけれども、八幡製鉄というところに就職しました。
高木学園は私の祖母が作った学校で、孫のなかで一番年上だった私が５１のときに理事長の職に就きました。私は本当はやりたくなかったんですけど、いざやってみると仕事は本当に大変で、今ヒィヒィ言っていますよ(笑)