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インタビュー 第8回 村井 功誠さん (5期)

2. 中学卒業後〜鎌倉ハム村井商会について

中学卒業後の生活

 高校(希望ヶ丘)ではやはり野球部にキャッチャー志望で入りました。中学とはレベルが違い、すぐにはレギュラーになれませんでした。何しろ、私が入る三年前に甲子園に出場した高校ということで、甲子園に行けるのではないかという期待を持って皆野球部に入ってますから頑張って競い合いましたよ。

 最初はレギュラーになれず、不安を抱いていましたが、元々弱いチームから来たんだからすぐにはレギュラーになれなくてもいいのだと思い直し、チーム一番の俊足が見込まれて二年生になった時、内野手に抜擢されました。中学時代に培った忍耐力を生かすことが出来、また強いチームに属することによって目標に向かって突き進む強い意志が生まれました。そして、二年生の時に一年生を指南する新人監督に選ばれまして、やっぱり上の期から下の期まで知り合いが多かったですね。

村井さんの会社:鎌倉ハム村井商会について

 1875年に創業し、100年以上の歴史があります。牛肉・豚肉・鶏肉の卸業、そしてハムやベーコンなどの食肉加工品の製造を仕事の中心にしています。
 鎌倉ハムというのは「鎌倉で作った豚の骨付き肉」の商品名ことで、元祖鎌倉ハムといえばウチのことなのだけど、鎌倉の食肉加工品はどこも鎌倉ハムの名前を使っています。一度、商標登録しようと試みましたが、地域名を商品に扱っているものは商標登録できないそうで、ウチでは「元祖」の名をつけて他と区別を図っています。

 当時から鎌倉ハムでは肉の卸業と食肉加工業を同時にしていました。当時は肉をハムにして売ると10倍の値段で売れたんです。しかし、今ではそうもいかず私が取締役になってから卸業中心にしました。でも、我が社のハムは規模が小さい分、国内産豚肉を手間暇かけて加工して「手作りハム」を作っているんですよ。
 そして、松坂牛や前沢牛といった牛に銘柄があるように、最近では豚も各地区で「銘柄豚」というのができています。さらに、今の時代、肉への安心・安全が求められていますから、牛や、豚、鶏を作った生産者から消費者までの流通ルートをカードに書き、買う人が納得して買えるような工夫をしています。


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記念撮影

左から鬼頭 矢野 村井さん 中西同窓会長

同窓生インタビュー 村井 功誠さん (5期)
  1. 附属中時代
  2. 中学卒業後〜鎌倉ハム村井商会について
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