閉会中は現場の雰囲気を忘れないように会社の方にも出るようにしています。兼任はできるんですよ。実際、兼任しないと生活苦しいですよ。(笑)
聞いたらびっくりすると思いますけど、すごい安いですよ、給料。
手取りで、30〜35万ぐらいですかね。ほんとに、議員さんだけで生活している方は大変だと思います。市の職員でいえば、たぶん、部長よりも低いんじゃないかなと思いますね。
ありますでしょ?国会議員や政令指定都市の議員さんは別ですけど、一般の市の議員の給料は普通の企業の課長さんぐらいじゃないですかね。
ほんとに、名誉職であり、報酬以外に魅力を見出せないと出来ない仕事ですよね。
そこのところは是非みなさんに知っていただきたいですね(笑)
一般の市とかですとどこも財政が苦しいですからね。○○報酬ってうのが出たりとか、いわゆる政務調査費って言って、給料とは別にいろんな行政のことを調査するための費用ということで月に何十万単位で出ることもありますけど、逗子市はそんなに出ませんからね。
党に属してると党費も納めないといけませんし、議員さんだけでやっていると生活は苦しいですね。もうちょっといただいている議員さんもいらっしゃるかとは思いますけど。やっぱり一番苦しいのは、一般市とか町村ですね。政令指定都市や、中核市のような大規模な都市と、逗子市とかっていうのはだいぶ違うと思いますね。
どうしても議員さんというと「お金もらってるんでしょ」みたいなイメージがついてまわるんですけど、ほんとに皆さん苦労されています。少なくとも逗子は。(笑)私も、こんなに少ないとは思わなかったです(笑)
ほんとに、議員だから収入が多いというのは誤解ですね。国会議員とか政令指定都市の議員と一般市の議員っていうのは、全然違います。特に財政の苦しいところは議員報酬も自ら削ってます。逗子も削ってますし、職員も努力してます。
濡れ手で粟で、月に4回ぐらいしか顔出さなくて何千万もらってるんだろ、なんていうのはとんでもないです(笑)
それはないですけど、ただ党に所属すると党費、党の偉い方とのとのお付き合いとか組合とのお付き合いとかありますから。色々持ち出しがあって大変ですよ。 議会の会期は2、3週間あるんですけど、それが年に4回ぐらいあって、その間は何も無いので休みみたいに見えますけど、その間の勉強とか、調査とかが、活きてきますので、そういう意味では逆に休む暇がないですね。土日も何かしらイベントがありますしね。
いま逗子の高齢化率っていうのは25%なんですよ。神奈川県の市としては一番なんですね。 地方の街が高齢化率が高い、これはまぁよくあることなんですけど。いわゆるサラリーマンが東京へ通うベッドタウンで、しかも4人に一人が65歳以上の高齢化というのは、逗子だけが特殊なんじゃなくて逗子が未来の日本の姿だと思うんですね。ですから逗子で何か物事を変えていくということは、将来の日本のモデルになる、それぐらいの気持ちでやっていきたいと思っています。