中西 合格者が決まったから言えるんですが、本当に良い学校ですよ。今日卒業式でしたけど、「この学校に居てよかった」と、今日出て行った57期も思っているでしょうし、（インタビューアの方へ向けて）どうですか？（笑）
星川（52期） えぇ、本当にいい学校だったと思います。
中西 清水さんはどうでした？先生に対する質問でもいいし、附属中学校に対して、あるいは教育実習生としてでもいいし。
清水（49期） そうですね･･･卒業して数年経った時に、学校の雰囲気が、私が通っていた頃とはちょっと違うと思ったんですけど、やっぱり三週間教育実習をしていて、変わっていないというか、良い所はずっと残っていて、子供たちを見てすごく安心しました。
中西 音楽を教えたの？
清水 はい。音楽だったので本当に全クラス見ることができたんです。すごく楽しかったです。
中西 いじめられなかった？よく私たち教育実習生の先生をいじめたもんだけどね（笑）
清水 可愛がってもらいました（笑）
中西 二つに分かれるんだよね、すごく親しがられる先生と、からかわれちゃう先生とね。それはもう清水さんが優秀だったからですよ。
清水 いえ、たぶん、友達みたいに思われていたと思います。
中西 先生には何か無いですか？同窓生が学校の校長をやるってすごく嬉しいことじゃないですか。
清水 そうですね。安心というか。
中西 そうそうチャンスが無いよね。私たちがやりやすくなったというのもあるし、学校が、急に身近に感じるというか。
高木 それはぜひ思ってもらえると嬉しいですね。
中西 高木校長がいる間に何かしてあげたいなという気持ちにもなりますよね。
高木 ありがとうございます（笑）
インタビューの風景
中西 芹田君は？どうですか？
芹田（52期） 僕は本当に附属中学校に入って、今でも良かったなぁと思っています。良い友達とめぐり会えましたし。星川とも、中学校二年のときしか同じクラスにならなくて、一年の時も三年の時も違うクラスだったのに、今でも一番よく会う友達ですし、他にも今もよく会う友達というのは、中学校で一緒になっただけなんですけど、高校の友達とかよりも中学校の友達の方が･･･
中西 それはね、もう一生そうだと思うよ。
芹田 たぶんこれからも変わらないと思います。
中西 節目、節目で会いたくなるのはね、やっぱり中学の間に培った友達なんだよね。
芹田 あとは、僕の代にもやはり記憶に残る先生が何人もいらっしゃって、自分が卒業したらやっぱり会えなくなるし、その先生も学校から異動されちゃうし、でも会いたいなって思う先生はやっぱり中学校の先生ですね。で、幹事として幹事会に月に一回来る時に、（清水）先輩もおっしゃったように、ちょっと雰囲気変わったなと思うこともあるんですけど、授業もどんどん新しい技術を取り入れて新しい形態の授業をされているみたいですし、でもやっぱり、昔からの流れとか伝統というのは残っていて、新しい部分と昔から残っている部分と、両方とも残っていて、今の生徒が羨ましいなぁって思ったりするんです。
高木 やっぱり時代は変わるので、どうしても昔と違って長く勤めていらっしゃる先生というのは減っているため、（学校に）見えるとなかなか自分の教わった先生がいらっしゃらなくなってくるので、来にくいとは思うけれども、ただ雰囲気自体は本当にずっと続いている。それはやっぱり伝統だと思います。
中西 そうですよね･･･。やっぱり先生が、私たちの卒業した後のバックボーンになって、河地先生は在任期間37年で、今年の3月で退官される若松副校長は36年。お二人で同窓生全員を知っているわけですよね。
高木 そうですね。
中西 長く居る先生が多いので、附属の同窓生の縦と横の繋がりを結んでいる役目をしているんじゃないかと思います。星川君は？
星川 ： 今中学生や高校生はテレビなどでもよく言われているように、昔と比べてダメになったとか常識が無いとか言われていて、ある程度時代の流れなので、学生の様子に変化があるのは仕方ないかなぁと思うんです。それで僕は今週の火曜日（注：3月7日）に卒業生への説明でこちらへお伺いしたんですが、その時にも強く感じたんですけど、やっぱり附属中の生徒は多少以前と変わっている部分があるとは思うんですが、やっぱり附属中らしさと言いますか、真面目な部分が残っていて良いなぁと感じました。
高木 前向きにやるし、それからメリハリが利くんですよね。いたずらをやっていても、やらないといけないときはやる。だから今日の式もそうだけど、昨日の予行練習とかは大分ふざけていた所があるんだけど、今日やるべきことはやっていましたね。