横浜国立大学教育人間科学部附属横浜中学校同窓会

ホーム特別寄稿恩師による特別寄稿

若松先生との対談

7. 若き花々の像

若松 若き花々の像ってあるでしょ?あの場所には、ほんとは「名教自然」って書いてあった自然石のすごいのがあったんですよ。ようは自然は全ての先生だ、自然から学びなさいっていうね。初代の校長が書いたんですけど。それは工学部のシンボルなんですよ。だから、工学部が引っ越すときに一緒に移動したんですよ。で、あの円庭の部分って、何もないと間が抜けちゃうじゃないですか。それで、子供から作品を募集してあの若き花々の像を作ったんです。

岩崎 生徒から募集したんですか?

若松 そうそう。そして業者に頼んで。だから、「名教自然」の石塔はいまも工学部に行けばありますよ。


8. 終わりに

中西 最後に、附属生に、現役の附属生・卒業生に、若松先生からメッセージをお願いします。

若松 こんなに長く居させていただいて感謝しています。附属はみんなが仲良いし、これほどの絆ってものを糧にして、今後に活かしていってくれればいいなと思っています。

芹田 附中にいて、「附中でよかったな」と思うことは?

若松 やっぱり、附中が良かったのは周りの人間じゃないですか?保護者、子供、それから教員。だから、僕はついてると思いますね。いい人たちに恵まれて。だから逆にいうと、そういう人たちに恵まれたから、経営方針は簡単で、保護者、教員、生徒の全ての人にうちに来て良かったなと思わせる経営はどうしたらいいのかっていう、それだけのことですね。 だから、例えば同窓会がうちの学校にとって必要だなと思ったら、同窓会が困ったら手助けする。そうしないと、結局すべてのことが続いていかないからね。
教員だったら、この人がちょっといま大変そうかな、と思ったら助けてあげたりね。

中西 退官されたあとのご予定は?

若松 今年1年はのんびりして。来年から新しい仕事につく予定でいます。

中西 そうですか。本日はありがとうございました。これからも、又、新しいところでのご活躍期待しております。

一同 どうもありがとうございました。

インタビュー後

左から吉田、中西会長、若松先生、岩崎、加茂、芹田

若松先生との対談
  1. 附属への転任
  2. 附属での授業
  3. 学校行事の変遷
  4. 現在の附属中と学校教育
  5. 附属の絆
  6. 校舎の歴史
  7. 終わりに
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